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風とバイクと俺と。

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日々のモーターサイクルライフがメインの写真ブログです。

HONDA CRF1000L Africa Twin 2016

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新型アフリカツイン発売(2/22)目前の2月20日(土曜)、ついに待望の※実車を拝むことができました。
※写真:CRF1000L Africa Twin<DCT>モデル カラー:パールグレアホワイト(トリコロール)



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暗がりの店内照明なのが残念ですが、じっくりと外観を見回します。
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気になる価格はMTで1,350,000~1,382,400円(税込)、DCTで1,458,000~1,490,400円(税込)となり、
昨年夏に上げた当ブログ関連記事とほぼ同じ予想となりました。
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本当にビッグオフのファン待望のブランニューマシン。フルサイズオフ(F21/R18)の大径ホイールがカッコイイ。
同社のアドベンチャールック車両は数種有れど、大排気量で唯一のデュアルパーパスのカテゴリーに入っているのは、
ホンダの自信の表れでしょうか。
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アドベンチャーに相応しく、ロングツーリングを意識して、ETCはシートの真下に標準装備となっています。
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ウインカー、2眼ヘッドライト、テールランプに流行りのLEDを採用。
ロービームで片目点灯となります。
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ハイビームで両目点灯。配光具合は店内照明で分かりませんでしたが、明るさは十分な感じでした。
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フルデジタルの液晶メーターパネルは、実用的かつとても良いデザイン(縦配列)だと思います。
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イグニッションをオフにすると、CRFの文字がチラッと浮かびます。
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NCシリーズとは異なる新形状のDCT車両向けパーキングレバー。
こちらの方が、掛けやすく解除もやり易そうです。
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オフロードを意識したハイマウントのマフラー。
純正パニア装着時には容量が多少犠牲にはなりますが、やっぱりオフ車はこうじゃないとね。
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細部を隅々まで近くで見られるとよく分かるパーツ各部の作り込みの出来の良さ。
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第三世代のDCTは益々進化し、Sモードは更に3段階の調整機構、
かつG-スイッチ(クラッチ制御)でオフロードの走破性も向上。NCと異なり、DCTカバーが最小限で剥き出しですが、
この手のバイクはサードパーティ含めてガード類が充実してくるだろうし、
オフを含めてある程度ハードに走るライダーは、装着率が高いので問題はないでしょう。
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コンパクトに新設計された直列二気筒エンジンとそのエキパイの取り回しが綺麗です。
エンジン底部のガードは標準で、最低地上高を250mmも確保しているのが、フルサイズのビッグオフの証です。
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倒立サスにラジアルマウントの4ポットキャリパーとダブルディスクで質感は申し分ないし、動力性能も高そうです。
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ハンドルバーの外径は、グリップ部分を細く(22.2mm)握り易く、
クランプ部付近は太く(28.5mm)して高剛性にしているとのこと。細かいところでの作り込みにも拘りを感じます。
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ツートンの分割式シートは、外して付け直すだけで標準(870mm)かローシート(850mm)にできる優れ物。
跨った印象は標準だと爪先立ちで片足が浮く状態、ローだとギリギリ両足爪先立ちでした。
身長176cmで太ましくかつ短い脚の己が悲しいですが(笑)、太腿が太い分、幅の広いシートが足付きには厳しかった。
その分、適度な硬さと相まって、座り心地は良好。※愛機CRF250Lと比較(シート高875㎜)において
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この写真では分かり辛いですが、ステップのラバー部分は簡単に外せそうな感じだったので、
外した際の形状の良さと相まって、オフブーツでの不整地走行では外すのも有りかと。
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側面に映える「Africa Twin」のデザインロゴが眩しい・・・。
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ウイングマークの付くサイドカウルの黒基調に、ささやかに地紋の様なデザイン柄がオシャレ。
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このネームに相応しいコンセプトのバイクとして仕上がっているのが実に良いです。
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バッテリーケースは、コンパクトに設計されたエンジンの恩恵で、シート下ではなくこの位置に綺麗に収まりました。
謳い文句の徹底したマスの集中への拘りを、何気にこの辺にも感じ取れます。
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大柄で使い易そうなタンデムバーとリアキャリア。
新型NCのOP部品のリアキャリアもこの様な一体型なので、ホンダは今後この形状が主流になりそうな予感。
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LEDのこの前後ウインカーはスタイリッシュでカッコイイ。
ミドルクラス以下のバイクにも採用してほしいところだけど、それらのコスト面や差別化もあるだろうから無理か。
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オン指向のトレールタイヤのようなパターンです。
PV映像のようなガチのオフタイヤは、一部のハイアマチュアのチョイスでしょうから、この辺の標準タイヤが無難か。
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ABS標準ながら、リア側は意図的にOFFにできるところがミソ。
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パニアケース用の後付けステイ部品を無くして、予め取り付けを意識した構造が、箱モノ好きには最高です。
このバイクはパニアの装着率が高そうだし、それ以上にトップケースはほとんどのオーナーさんが付けそう。
無骨感がある純正ケース類はワンキーにも対応なので、見た目も利便性にも文句無し。
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大柄なウインドスクリーンは、ラリーライクに起きた感じで抜群の効果を発揮しそう。
これよりも大きいのがOP部品であるのが驚き。フレームマウントだからこそですね。
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この写真は低め(850mm)のシートポジションです。跨った印象の補足ですが・・・、
サスが走り込みで馴染むか、あるいはリアにプリロード調整機構らしきダイヤルがあったので、
その辺をいじれば、このスタンダードのままいけるかも。
OPのローシートはともかく、オフ系のバイクは、足回り(リンク部品や突き出し変更)で下げたく無い(本末転倒)。
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ヤマハさんかどこかが採用していた気がしますが、ホンダもキルスイッチ一体のセルスイッチ構造になりましたね。
この方が、限り有るスペースに無駄が無くて良い。
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ピリオン(タンデム)ステップ
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サイドスタンドはまさかの鋳物でアルミ製。良いなぁ・・・。
ただ・・・例えばフルパニア積載ヘビーかつ全体重を乗せたステップ乗りの場合、強度はしっかり保たれているのかなぁ?
基本ステップに足を乗せての乗り降りは、負荷が気になり極力しないようにしていますが、果たして・・・。
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購入候補に上げているライダーに一言申し上げるなら・・・、
フルサイズ(21/18)のオフ車独特の立ちの強さとか、分からない人は必ず試乗しましょう。
前後同径の17インチのオンロードバイクばかり乗り継いで来た人は戸惑います、ハイ。
見た目が何となくカッコイイから・・とかの一見ファンは、その辺をよ~く確かめてください。
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幸いにして、馴染みのホンダ専売ディーラーでは、まさにこの車両が近々(来月?)試乗車として準備されます。
昨年購入した我が愛機NC750Xを選ぶ以前は、このCRF1000Lが大本命でした。
慌てることも無いので、もう少し暖かくなったら試乗してみたいと思っています。
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発表当初の写真画像でも実に格好の良いバイクだと思いましたが、実車を拝んで尚更のこと実感しました。
当記事更新日(2/22)はこのマシンの発売日。即納されているオーナーさん達が羨ましい限りです。

国内年間1000台の計画ですが、それはあっさりクリアすると思います。
初期の新型とは思えない細部の作り込みの良さ、全体的に既にかなり洗練されており、完成度が高い印象です。
欧州メーカーのライバル車と比べ、価格面、デザイン、完成度、全てで勝負できると思いました。

もちろんホンダ二輪ファンとしての贔屓目はありますが(笑)、
他メーカーのビッグオフ乗りでも、一度は乗って確かめる価値のあるマシンだと思います。

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尚、当記事は一部にブログ管理者個人の憶測が含まれ、その他表記に誤りがある場合があります。
詳しくは必ずホンダ販売店に問い合わせるか、公式HPの内容を御確認くださいませ。

by DIO-PHOTO | 2016-02-22 18:00 | HONDA BIKES