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風とバイクと俺と。

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日々のモーターサイクルライフがメインの写真ブログです。

「脛骨・腓骨」骨折記(バイク事故):その35 【 最終更新・まとめ 】

およそ1年ほど続けてきた「脛骨・腓骨」骨折記ですが、
骨折した左脚部が順調に回復したのと、示談交渉が終局を迎えたので、
今回で最終更新とし、この1年の経過をまとめます。




【2014年】
4月13日(日曜)
泉PA(スマートETC)降り口近くのコンビニ駐車場内で事故。
出発準備中(停止状態)、後方に方向転換してきた自動車と接触。
左脚部の脛骨と腓骨を骨折。(午後12時10分頃)

救急搬送され、即日入院となる。



4月17日(木曜)

髄内釘挿入手術を行い、無事終了。

手術2時間+麻酔から覚めるまで1時間。

翌日より本格的なリハビリ開始。

4月28日(月曜)
抜糸を行う。


4月30日(水曜):術後14日目
午前中に退院。独歩困難につき、松葉杖を使用。


5月1日(木曜)

外来リハビリ通院を開始。


5月30日(金曜):術後44日目
不安定なところがあったものの、術後初めて独歩(杖無し)での通院となる。

※5月のリハビリ通院日数:23日間


6月23日(月曜):術後68日目

二ヶ月以上に渡り会社を休んでいたが、この日より仕事に復帰。

※6月のリハビリ通院日数:25日間


※7月のリハビリ通院日数:18日間

※8月のリハビリ通院日数:15日間

※9月のリハビリ通院日数:15日間


10月19日(日曜)
愛機CRF250Lと共にバイクライフ復活ツーリング(牡鹿半島:往復約200km)

※10月のリハビリ通院日数:12日間


※11月のリハビリ通院日数:4日間


※12月のリハビリ通院日数:4日間


【2015年】

※1月のリハビリ通院日数:5日間

※2月のリハビリ通院日数:2日間(当月でリハビリ通院終了)

3月7日(土曜)
髄内釘を抜き取る為の手術日程の予約(4/9~)を入れる。

4月9日(木曜):術後358日目(抜釘手術前日)
午後より入院手続きを済ませる。

4月10日(金曜):術後359日目(抜釘手術当日)
午後2時から手術を行い、無事終了。

手術2時間+麻酔から覚めるまで1時間。

4月12日(日曜):術後361日目(抜釘後2日目)
午前中に手続きを行い3泊4日にて無事退院。

傷口に多少の痛みはあるものの、既に独歩が可能な状態であった。

4月17日(金曜):術後366日目(抜釘後7日目)
抜釘後の療養期間を含めて約1週間後、無事予定通りに仕事復帰を果たす。

4月25日(土曜):術後374日目(抜釘後15日目)
抜糸後、担当医より通院(治療)終了を告げられる。

6月19日(金曜):術後429日目(抜釘後70日目)
当記事更新日現在の状況は、事故前からの日課だったウォーキングと同様のペースまでに回復。
階段の昇降や軽めのランニングなど、日常生活での痛み、違和感、その他の不自由さはほぼ無くなりました。



【示談関連・過失割合100(相手加害者):0(当方被害者)】

2014年

5月初旬:物損賠償の示談初交渉(ヘルメットやウェア等の装着用品のみ)

5月下旬:バイク用品のみ示談に同意
6月上旬:事故車両の物損賠償示談交渉準備(修理見積書を提出)
6月下旬:初交渉で提示額の22%アップ(修理相当全額)を要求
7月下旬:通算3度目の交渉の末、こちらの要求額で合意し示談

2015年

5月下旬:傷害慰謝料示談交渉

6月初旬:初交渉で提示額の20%アップを要求
6月中旬:通算3度の交渉を経て、こちらの要求額で6月某日に同意書にサイン。

ある程度相場で価値が分かる物損は、まだ相手に提示し易く(分かり易く)交渉できるけど、
メンタル面を含めた傷害慰謝料は面倒なところがあります。
現状では任意保険基準・弁護士基準・裁判基準の3つの査定基準がメインなので、
事前に関連書籍を買って勉強しました。
物損賠償、傷害慰謝料やその他の交渉が難航した場合は、弁護士特約を使って代理人を立てる旨、先に伝えました。
結果、双方で闇雲に争い長期戦となることは避けるかたちで歩み寄れ、比較的スムーズに示談交渉が纏まりました。
用品と事故車両は、同等品を新品で買い戻せる額以上の状況で合意。

傷害慰謝料は、相手保険会社の任意保険基準をベースにこちらの希望額を伝え、その額で決着しました。
代理人を立てれば更に上積みの可能性もありましたが、1年程度は交渉延長となるので、
その辺の精神的ストレスは回避しました。こちらに過失が無かったので、全体的に優位に事が運べたと思います。


【まとめ】
リハビリ訓練を焦ってはいけない。無理をすると悪化させることもある。
適度に頑張ることが大事です。もう怪我は御免だけど、それは教訓として感じます。


10代の頃からバイクに目覚め、乗り継いだバイクは10台以上。
「自動二輪」での違反は学生時代の一度(一時不停止)のみで、速度超過違反は皆無。
自分だけは大事故に遭わないのではと思った時期がありましたが、それは大きな間違いでした。

危険はその辺に潜んでました。


結果、家族や親戚、友人達に心配をかけ、同僚や会社に迷惑をかけ、手術やリハビリの痛みに苦しみ、
散々な日々を過ごしました。無事に回復できたのは、ほんの少し運が良かっただけ。
改めて身近な人々に支えられている有難味を痛感したこの1年間でした。

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【備考】

治療期間:2014/04/13~2015/04/25(総日数378日 入院22日 通院124日)

事故現場:仙台市泉区野村(コンビニ駐車場内)
傷害内容:左脚部の脛骨・腓骨骨折

損害賠償:治療費全額、休業損害、傷害慰謝料、物損(用品、車両)、入院諸雑費、通院交通費(ガス代)、その他(駐車場代)


【余話】

相手保険会社(自賠責含む)の私個人に関わる上記損害賠償の明細は伏せますが、総額で800万円オーバーです。
治療費だけでも数百万円になりました。自賠責保険だけでは到底賄えません。
自分がいつ被害者や加害者になるか分かりません。
任意保険(弁護士特約必須、余裕が有れば人身傷害含め)は必ず加入しましょう。


by DIO-PHOTO | 2015-06-19 19:00 | 骨折記