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風とバイクと俺と。

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日々のモーターサイクルライフがメインの写真ブログです。

HONDA NC750X(MT)ABS Type LD

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2014年2月(1年前)に発売されたばかりのNC750Xを紹介します。
当写真の車体に関しましては、友人Yさんの現在の愛機がモデルとなっており、
ディーラー展示では見かけないユーザーとしてのカスタマイズも合わせて載せます。



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3年前にNC700Xが発売された時は、その低燃費性能とヘルメットが収まるラゲッジスペースに驚いたものです。
その際に試乗した時は、実用領域でのトルク感も程良く、低重心からくる操縦安定性に感心しました。
ビキナーからベテランまで、懐深く気負わずに乗れるコンセプトをグローバルモデルとする辺りに、
ホンダらしさを感じたものです。

今回のNC750Xは、それの正しく正常進化版で、約10%程パワーを底上げしながらも、
売りである低燃費性能はそのままで、※第二世代に移行したDCTの採用、
メーターの利便性向上(燃費計やギアポジ表示等)などの、700Xオーナーなら羨むアップデートになったと思います。
※当車体(Yさん所有)はマニュアルミッション
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マイナートラブルとしては、メーターの一部表示不具合とラゲッジ開閉のキーシリンダー不具合があるようです。
どちらもサービスキャンペーン対応済み。

他には純正タイヤ(ダンロップ)のライフが短いらしく、およそ5000km前後で交換の目安が近づくようです。
これはおそらくクロスオーバーコンセプトに基づいて、ダート路の走破力(粘り)を少しでも上げようとしたのでしょう。
でも実際にはダートに向かない脚(サス)だし、このバイクは他のアドベンチャーと比べても、オン主体は明白。
前後17インチで、メーカーローダウン仕様まで出しているのだからね。
ユーザーの多くは好んでダートには行かないでしょう。
この辺、ホンダのクロスオーバー?発想の良心があだになった感じ(笑)。

とはいえ、その辺のメーカーの意図は、普通なら1万キロ位ライフがあるだろうというこれまでの感覚から、
一般大型ライダーとしては受け入れ辛いものになっているやもしれません。

個人的にはタイヤのトレッド剥離とか偏摩耗で走行に支障をきたす内容でなければ問題なし。
個々の乗り方によっては特にSS系バイクのハイグリップタイヤだと、2000~4000km持たないのは普通だし、
オフ最重視(公道用)のブロックパターンでオンを走ってもすぐにダメになるのは、オフ車好きにとっては常識なお話し。
だから目的地の林道までは、ゆっくり丁寧に走るオフ乗りも多い。

まぁ、ぶっちゃけると、これは「オンロード」バイクだと個人的には思うし、
その大型ツーリングバイクとしての感覚だと、寿命の低さで怒りたくなる気持ちは分かる(笑)。

最初からクロスオーバーなんて謳わず、
アドベンチャールック(風味)のオン車扱いでNC750Sと同じタイヤで良かったのにねぇ。
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これはコアガードですね。ラジエーターを跳ね石等から守る装備。
オフ車の様に砂利、小石の多い不整地走行を多用しなければ、おそらく無用の装備でしょう。
これまで何台か水冷式のバイクを乗り継ぎましたが、舗装路走行中における破損は経験有りません。
日帰りではないロングツーリングでのトラブル防止には無いよりは有った方が良いのかな。
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スキッドパッドは立ちゴケレベルには役立ちそうです。転ばぬ先の何とかです。
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延長フェンダーは、雨天時などのウェット路面では本当に威力絶大です。
ロンツーで気候が変わりそうな時の危機管理にはとても重宝します。
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フロントのみならず、リアにも延長フェンダーが装備されていますね。
跳ね上げによる装備への汚れ防止、何より後続車にも迷惑をかけることが無いので、
この辺はオーナーライダーの良心が伺えます。

好天時使用で短距離メインの以前所有のCBR1000RRは、雨天走行を全く考えていなかったので
フェンダーレス仕様で見た目重視でしたが、CRF250Lは未だにノーマルフェンダー愛用なのは同じ理由です。
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トップボックス積載を見据えて、純正リアキャリア装備。
この形状だと、見た目にも後付け感が少なく、とてもカッコイイデザインだし頑丈そうな感じがします。
ロングツーリング主体のライダーには定番装備でしょう。
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実用装備が多い中、カスタマイズの王道でマフラーが「無限」に変えられています。
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STDマフラーと比べて劇的な性能差がある訳ではありませんが、
趣味の乗り物である以上、やはり見た目や排気サウンドへの※拘りは大事です。カッコイイ形状ですね。
※車検適合の合法品において
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サイドカウルパネルも、樹脂パーツ多用のこのバイクの質感や見た目向上に役立ちます。
盆栽パーツは男のロマンです。
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この車体はABS装備です。数年後には完全義務化が決定したABSですが、
重量増やコストアップに繋がるので、正直なところ、義務化は余計なお世話です。
オンロードにおいては有って困ることは少ないでしょうから、装着のニーズは高そうです。
でもオフ車は義務化免除して・・・・。
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CBR1000RRにも有りましたが、高精度な燃費計が便利です。
燃料計と相まって、ツーリングにおいてはとても役立つ素晴らしいアップデートです。
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もしもDCTかMTなら、他人に奨めるならDCTでしょう。ホンダ固有の技術で第2世代の制御になり、
非常に興味深いシステムです。でも自分用と考えると50:50です。どっちか悩むところです。

TypeLDかSTDの脚に関しては、オフ車好きとしては、多少でもサスストロークが有るSTDと言いたいところですが、
正直、追従性がそれ程良いと思わなかったし、調整機構の問題もあるので、X-TypeLDか750Sが、
足付きの良さと相まって無難なチョイスかと思います。

このバイクのコンセプトや派生のバイク群を見ていると、DCT前提の開発が伺えるので、
その開発者の意図を組んだ選択なら、やはりDCT有ってのNCだと感じました。

NC750(L)が教習車に選ばれるということは、即ち素性が良く操縦バランスの完成度の高さを物語ります。
まぁ、比較的低価格も理由でしょうが(笑)、教習用バイクベースの車両だと部品の欠品リスクも減るので、
その辺を踏まえると、低燃費、操安性、箱入らずの大容量ラゲッジスペースと相まって、
スタンダードなバイクとして、ロングセラーになって行くことでしょう。
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by DIO-PHOTO | 2015-02-20 18:00 | HONDA BIKES