2013MFJ全日本トライアル 第7戦 東北大会(SUGO)【SS1・SS2セクションとフリーショット】

全6回に分けてエントリーした2013年全日本トライアル菅生大会(10/27)も今回がラストです。
IASクラス各選手がばらけ始めた上に、歩き通しで疲労も若干あったので、
2LAP目はフリーショットで多少写真としての作例的に拘ったものをピックアップして載せます。
その他には、IAS選手のみが参加するスペシャルステージの写真となります。

トップクラスの選手では当たり前のマインダー(アシスタント)の存在は、
トライアル競技のコンビの一体感と同時に、競技への緊張感を感じるところです。
残りのタイムをカウントしたり、転倒や落車の時の危機管理のヘルパー役なので、
最高峰クラスには欠かせない存在です。










ちょっとお気に入りショットです。

次の瞬間落車してるんだけどね・・・・。







フリーショットは以上です。

【スペシャルーステージ(1)】


既に下位クラスは競技を終えているので、IAS選手と運営スタッフ、そして観客のみです。
下位クラスの関係者がいない分、いくらか観易かったです。
3回目の観戦の今回、初めてのSS観戦です。

2LAP目の第8セクションをまさかの5点で終えた黒山選手を捉えて、この時点で小川選手が逆転で暫定トップ。





小川選手のクリーンに対して、黒山選手は1点。
この時点でトータル3点差となり、総合順位を決する最後のSSで、小川選手が2点以内なら自力優勝となります。

【スペシャルーステージ(2)】




人工セクションは周囲を観客に囲まれるので、
それなりにプレッシャーになったり、逆にチャレンジ精神向上に繋がったりするのでしょうか。
写真の観客の画像処理が本当に面倒なセクションでした(笑)。










人車一体、上位選手になるほど安定感を感じました。





空を飛んでるみたいです。カッコイイ。

この時点で既に3位を確定している野崎選手。今シーズン全6戦全て3位・・・・あの二人の壁は厚かった。




このセクションはIAS上位選手ならクリーンは難しくないようで、あとは小川選手のタイトルに対する緊張感だけです。




見事にクリーンで終えます。

最後の登場は黒山選手。


こちらも見事にクリーンで、今シーズン最後のトライを締め括ります。
2013全日本トライアル【R7】 IASリザルト
1位 ゼッケン2 小川 友幸
2位 ゼッケン1 黒山 健一
3位 ゼッケン3 野崎 史高

その結果、2013年間チャンピオンは、自身3度目となる小川友幸(HRCクラブMITANI)選手となりました。
通算11度の現日本チャンプの黒山選手と最後は同ポイント111(双方優勝3回、二位3回)で並びましたが、
その場合は直近の勝者がチャンピオンとなる規則が適用されました。
まだまだにわかファンの俺は、特別贔屓な選手がいる訳ではありません。
でもホンダ贔屓という点では、小川選手のチャンピオンはちょっと嬉しい(笑)。
今シーズンはワークスに近いスペックのマシンが与えられ、チーム、選手、マシン、それぞれ一体となって、
ベテラン小川選手の久しぶりのチャンピオンに繋がったと言えるのでしょう。
おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。