DUCATI 996S
8月の蔵王ツーリングで登場した親友かつ俺の昔のバイク仲間の唯一の生き残りのAkiraのバイクを紹介します。
天才デザイナー、タンブリーニの傑作マシンです。
このモデルは996Sで、リアサスにオーリンズ、ホイールはマルケジーニ、キャリパーはブレンボと、
ストック状態で既にカスタム好きのツボを抑えた良いパーツが使用されていたモデルです。
この辺のマシンがベースとなっていた当時のWSBKで、大活躍してチャンピオンも獲ったのがカール・フォガティです。
その時のイメージのレプリカで、ステッカーチューンを施しているのがカッコイイです。
その当時はまだワールドスーパーバイクが日本(SUGO)で行われていた時代だったので、
よく観戦に行ったものです。その辺も含めて多少思い入れがあります。
ドライカーボンのフロントフェンダー、アンダーボトムカウル、リア周りのインナーフェンダー、
そしてエキパイのヒートガードと隅々まで趣味良く纏めた外装カスタムがされています。
テルミニョーニのツイン後方排気がめちゃめちゃカッコイイです。ドカといえばテルミですね。
そしてツーリングではバッグすら取り付けし辛いシングルシートカウル。
ここまで割り切ると本当に潔いわ。Akiraは本来ツーリング大好きライダーです。
それにしてもここまで手を加えていると、さすがにライダーの拘りを感じるな。
乗り辛いマシンでも有名な名機996・・・Akiraはおそらく手放さないでしょう。
クイックファスナーが何気に良い。
ドカティは以前に紹介したパニガーレ同様、どこから見てもカッコ良く見えますが、
個人的にはこの辺のアングルが特に好きです。
ちなみにこのマシンですが、購入当時にAkiraが俺に写メを送りつけて、それにちょっと感化されて・・・
何気なくバイクディーラー(ドリーム)に立ち寄ったのがきっかけで、俺のバイクリターンライフがスタートしました。
そのドリーム店の前身こそ、俺がリターンする前に大変お世話になっていたショップだったのです。
店が大きくなったせいか、既に工場長と事務方の女性以外、すっかりメンバーは変わっていましたけどね(笑)。
そして最近その工場長も系列店に異動してしまいました。
お店と関わって19年の歳月とはいえ、その辺はなんだかちょっと寂しい(苦笑)。
Akiraも部署が変わって休日のタイミングが合い辛い日が続いてますが、来年はまたペアで快走したいものです。