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風とバイクと俺と。

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日々のモーターサイクルライフがメインの写真ブログです。

「脛骨・腓骨」骨折記(バイク事故):その11

5月3日(土曜):術後17日目
地元宮城の花見の季節もほぼ終わり、既にGW連休後半だ。
毎年この時期は、趣味バイクと家族サービスを少ない連休の中でうまく両立させるのに悩みつつも楽しんでいた。
今年はそんな楽しみも無い。




日曜や祭日の連休中は外来でリハビリ通院ができないから、自宅での松葉杖での歩行訓練がメイン。
18日間に及んだ入院生活の反動で、外に出かけたい思いが強かったが、
先生から転倒事故はくれぐれも起こさないよう厳しく指導されていたから無理はできない。
仕方が無いので入院中に溜まっていたTV録画を暇つぶしに見る日が数日続いた。


5月5日(月曜):術後19日目
日々仕事を頑張った上での充実した休日のオフは楽しい。
逆に仕事復帰の見通しが立たず、子供の相手すら満足にできない休日は虚しい。
入院中を含めて、こうしたいろいろな精神的ストレスは多少なりともあった。
自宅での歩行訓練も少しは進み、杖の操作もいくらかスムーズになると、やはり人間・・・欲が出る。

退屈な連休となり、子供がヨドバシでおもちゃを買ってほしいとねだる。
気分転換も兼ねて出かけることにした。

自信はあった。コツさえ掴めばそれなりに歩ける。
自宅での丸2日間の歩行訓練は伊達じゃないっ!・・・はずだった・・・。

杖でエスカレーターにはさすがに乗れない。
ヨド駐車場から、横断歩道を跨いで1階入り口、そしてエレベーターで2階へと進む。
この間おそらく15分くらいだろう・・・左足が悲鳴を上げた。
鈍痛がじわじわ襲って辛い。

かみさんに子供のおもちゃ選びを付き添わせ、近くのベンチに座って早々休憩ダウン。
その後も脚の痛みが続き、結局ほとんど買い物には付き合えなかった。
子供はおもちゃをゲットして御満悦だったけど、親父としての俺は情けない限りだった。
歩けるだけではNG。左脚部を下ろしたままでの負荷訓練も大きな課題だと痛感した日だった。
翌日も大型ホームセンターに買出しに出かけたが、この時は素直に車椅子を借りた。


5月8日(木曜):術後22日目
早くもリハビリ計画で3/3加重の歩行訓練がスタート。
要するに左足に体重と同じ重さの負荷をかけるということ。
この日の時点では、良くて1/2加重まで来れば良いくらいの状況だった。
1週間程度かけて3/3加重が落ち着いて出来るよう療法士さんと打ち合わせる。
3/3が出来れば、理屈の上では杖無しで立てようになるし、歩く訓練(筋トレ含む)も格段に向上する。


5月10日(土曜):術後24日目
相変わらず少しずつだが、筋肉の張りも日々らくになってきていた。
3/3加重訓練と相まって、脚もいくらか軽快に捌けるようになり、思い切ってマイカーの運転を試みる。
右足は問題なく精密な動きができるから、運転操作に支障はない。

しかもマイカー(セレナ)はシート位置が高く、懸念していた乗り降りが意外なほど問題なく、
ATミッションと相まって、昨秋に乗り換えておいて実に良いタイミングだった。
運転中のカーブ等で、左足の踏ん張りがきくか心配だったが、これも全く問題なかった。

これで近場なら単独または娘と遊びに出かけられる。すなわちリハビリ通院でかみさんの付き添い要らず。
何事も一人で出来るようになることが仕事復帰への第一歩だから、これは嬉しい出来事だった。


********** 次回更新に続く **********

診察内容、処置内容には、個人の記憶の為、多少誤りがある場合があります。
また経過に関する記載は、個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれます。
予め御理解の上、お読みください。

by DIO-PHOTO | 2014-06-11 09:09 | 骨折記