「脛骨・腓骨」骨折記(バイク事故):その3
服用感覚が7~10時間毎とされているので連続では飲めない。
この時間帯でいくらか「らくになれる」のは良くて1~2時間だろう。
たまたまその時間帯に加害者の男性がお見舞いに訪れた。
謝罪の言葉を受けるものの、半放心状態だったので、痛みと相まってちょっと怒りが込み上がる。
完全に後方確認を怠った上に、こちらの存在は無いものと、それなりの勢いでバックしていたらしい。
衝撃の大きさから予想はしていたが、何とも注意散漫なドライバーさんだ。
どうやらコンビニ店舗前で喫煙中の男性が、一部始終を目撃していたらしく、
警察との事情聴取はスムーズだったようだ。事故処理での第三者の存在はとても大きい。
この辺はラッキーだったのか。
冷静な対応ができない精神状態だと、双方良いことはないだろう。
この日はその辺の話しを軽く聞いてお帰りいただいた。
入院初日の夜、厄介なことに気が付いた。
とてもじゃないが、左脚部を動かせない。すなわち寝返りがうてない。
持病の腰痛の影響からか、普段から左右どちらか横向きに寝るので、安眠とは程遠い状況だ。
朝からのツーリングと事故の影響で、疲労感があったはずなのに、この日眠れたのは2~3時間だった。
担当医の先生からの説明を受ける。
水泡の症状がでないか確認に2~3日、その後に手術とのこと。
順調に行けば4月17日が手術予定日となった。
この日はCT写真を撮った。3D画像で見る自分の足の状況に改めて驚く。
同時に現代の技術の進歩に感心した。
看護師さんに、痛み止めの効き具合を話す。
効果があまく、痛くて眠れないと・・・。
すると座薬にしましょうかと提案され、ちょっと抵抗はあったものの、
少しでも痛みが持続的に和らぐならと、結局お願いした。
寝返りが打てない影響で、2~3時間で目は覚めるけど、
錠剤と比べて、座薬の即効性と持続性が高いことが分かった。トータルで4~5時間眠れた。
********** 次回更新に続く **********
診察内容、処置内容には、個人の記憶の為、多少誤りがある場合があります。
また経過に関する記載は、個人差があり、かつ個人的感覚が多く含まれます。
予め御理解の上、お読みください。