2013 紅葉ツーリング【二口林道編】
11月2日(土曜)、この3連休の一番の好天を狙って紅葉ツーリングを楽しんできました。
春先から公式の開通情報を待ち焦がれていました。
例年通りに夏場の台風直撃の影響で(笑)、またしても雪融けを待っての二口林道ツーが叶わず、
ようやく秋になって仮復旧工事が済んだようです。
毎年冬季閉鎖ギリギリですが、この時期は他に外せないイベントがあったので仕方ない(笑)。
それでも一応3年連続の二口峠です。
朝食を済ませて、朝7時スタート。
過去二回は共に微妙な曇り空。今年は好天の秋晴れです。
いつもよりはゆっくりなスタートなのに、朝から冬装備じゃないと厳しい寒さでした。
二口峠入口から数キロ手前の麓の光景。既に良い感じに色付いています。
晴天と相まって、絶好のタイミングだったようで期待が膨らみます。
自宅からおよそ1時間で林道入口に到着。
県の公式情報通りです。
この時はまだ8時で、この先のゲートオープンの9時まではゆっくりと進んで紅葉感を楽しみます。
真っ赤な紅葉も良いですが、黄色の雰囲気も好きです。まさに紅葉の回廊です。
今回はテスト運用で、CRF250Lのシートバッグの「ダブル装備」です。
9月の喜多方ラーツーでの積載重視のトップボックスだと、高速での空力や、少々リアの荷重が気になったので、
CB1100で使っていた余りのスポーツシェイプシートバッグ10(GSM17001)を試しに手前に装備しました。
これにより、手前のバッグに雨具や防寒着、地図や携帯工具の定番アイテムを収納し、
奥のバッグは空にできるので、お土産を入れたり、一泊程度の装備を積むことができます。
ボックスより軽いし、何より左右の張り出しが無いので、空力にもスタイリング的にも良さそうです。
GSM17001は向きを前後逆にしていますが、これは跨った時に邪魔になりにくいのと、
シルエットを気にしてのことです。ステップに足乗せ乗車だと、面倒かつ車体にも良いことがないので、
基本的にはほとんどしません。
ベガルタ仙台仕様のステッカーチューン後の初ライドでしたが、
思ったよりは貼り位置や色合いのバランスが取れていて、ホッとしました(笑)。
所詮は素人作品のオリジナルもの。ツーリング写真で見てみないとその辺は分からないからね。
森林とオフ車はやはり絵になる。
こんな感じで愛機との写真を撮りつつ、ゲートオープン時間を考慮しながら、だらだらと進んで行きます(笑)。
後方を見ると、1台のバイクが近づいてきます。
CUB110乗りの方で、軽く挨拶を交わし、だらだらの俺を抜き去って行きました(笑)。
年に数えるほどしか走らないダートルートですが、そこに気軽に入れるオフ車はやっぱり良いな。
ゲートまで約3km程度を30分ほどかけて来ましたが、それでも8時半なので、
オープンの9時まで時間を余してしまいました。その間、休憩をとりながらの写真撮影です。
先行したCUB110のお兄さんは、脇の僅かな隙間をすり抜けたようでいませんでした。
さすがはCUBの機動力!CRFでもうまく切り返せば抜けられたかもですが、ルールは守ります(笑)。
朝の陽射しに照らされ、素晴らし過ぎる紅葉を魅入ります。
改めて現地の看板を見ると、「改良」工事のようです。
要するに土砂災害に強くかつ舗装路を増やして走り易くしましょうということでしょう。
これで冬季積雪時期以外のシーズンも走れるなら嬉しいですが、
反面、ダートが減るのはオフ車乗りとしてはちょっと寂しい(笑)。
四輪車もゲート前で詰まってきました。
10分程早く、8時50分に無事ゲート解放です。
10台程度はいたと思いますが、四輪車は先に行かせ、またゆっくりと林道を楽しみます。
いかにも舗装目前の綺麗に整地された道路です。やっぱりどこか寂しい(笑)。
入口付近のルートはフラットダートで穴があいていたりしてたけど、
登山ルートはだいぶ舗装区間が増えて、確かに走り易くなったな。
これならオンロード系バイクでも行けないことも無いかなぁ。もちろん当ブログ管理者は責任を負いません(笑)。
昨年の当ブログ記事と比較すれば分かりますが、ここはまだ未舗装路でした。
舗装前に走れたと思うと、それはそれで感慨深い。
毎回小休憩する展望台に無事到着。
先行していたCUB110のライダーさんを発見。
自前の装備でコーヒーを沸かし、紅葉の景色を堪能しながら休憩されていました。
実は常々俺もやってみたいと思っていました。コーヒーや外で食うカップラーメンとか、美味いんだよね。
軽く数分ですが雑談すると、お兄さんはメインでDRZ400SMを所有され、今回はセカンドのCUBで来たとのこと。
DRZは俺がCRF250Lを購入の際、唯一競合車種にしたバイクです。
当時は既に絶版でしたが、メーカー在庫もまだ有り、見積り(コミコミ約70万)も取りました。
最終的には予算、モタード仕様のロードタイヤ、セカンドとしてのランニングコストで引っ掛かり諦めました。
俺の好きなCUB乗りでもあるし、良い趣味です。
3回目にして初めて晴れた展望台からの眺め。感無量です。
やはり県内でもメジャーな林道だけあって、期間限定開通を楽しむべくライダーが集まってきます。
CUBのお兄さんに頼んで、写真を撮ってもらいます。
パ・リーグ制覇の時の田中マー君を真似てガッツポーズ・・・・ホンモノのようにはいきませんでした(笑)。
この後のルート(蔵王エコーライン)を軽く話して、お兄さんを見送ります。
まだ20代後半くらいでしょうか。若いライダーさんと話すのは久しぶりでした。
もはや行く先々の休憩所では、俺のような40代以上が当たり前だから・・・・希少です。
ホント40代前半で若いほうだもん・・・(苦笑)。
展望台を過ぎると、あとは完全舗装路の山形県側まで少しの距離です。
無事に県境まで到着。
この後は山形側の峠の紅葉を楽しみながら下り、そこから南下して、今年最後の蔵王エコーラインルートです。
昨年は天候不良で無念の早期閉鎖で走れなかったので、今年こそリベンジしたかったのです。
その「蔵王エコーライン編」の記事は、山形側の二口峠の素晴らしい景観と合わせ、
次回に続編としてエントリーいたします。