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風とバイクと俺と。

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日々のモーターサイクルライフがメインの写真ブログです。

HONDA 新型CBR400R 試乗記

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前回の記事と同じ6月16日(日曜)の夕方、愛娘イベントと天候不良もあって愛機を出さなかったので、
中途半端な夕暮れ時を狙って「新型CBR400R」の感触を味わってきました。



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前々から気になっていたホンダのパラツイン。新設計エンジン搭載のファン待望フルカウル400クラスです。
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やっぱり密集した展示スペースより、屋外撮影の方がアングルやロケーションのストレスが無くて良い(笑)。
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夕暮れ時の西日が良い感じにバイクを照らします。
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僅かな距離(4km)で直線主体の拙い試乗ルートでの感想です。どうか参考程度に。
エンジンはフラットなトルク感でいたってなめらか。
ツインエンジンらしい味付けです。
これまでも並列二気筒は有りましたが、個人的にはホンダのツインといえばV型エンジンのイメージ。
並列にすれば部品点数も減って、コスト面でも有利だし、グローバルモデルとしては妥当なチョイスか。
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ビキナーでも乗り始めから臆することなく気軽に乗れそうなパワー感です。
回してやればそこそこ速いし、フルカウルで高速適正もばっちり。車体も200kg未満で取り回しもラク。
燃費はカタログ値を考慮すると、実質平均28km/Lくらい行きそうだから350km以上の航続距離。
「純正」でのパニアケースとトップボックス対応は、400クラスではとても珍しいから、積載性能も考慮できる。
まさにオールラウンダーなバイク。

ただ・・・個人的には昨年試乗を果たした兄弟車の単気筒CBR250Rの方が、第一印象は面白かったな。
吹け上がりと車体の軽さから来る印象の違いって感じ。その点では愛機CRF250Lは更に良いけどっ(笑)。
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試乗車なので、ナンバー処理は不要かと思ったけど、中古に落とす時に迷惑がかかるとあれなのでね。
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タイヤの太さの違いはあれど、リヤビューはCBR250Rのデザインと類似してる。
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400なりの車体重量で、軽快感はスポイルされても安定感は増してる。
その辺は車格の良さもあるか。
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メーターはフル液晶化で視認性も機能性も問題なし。スマフォと同じでコスト面を考えるなら、
独自のメーター部品より、結局この方が多機能化も進んで手っ取り早い。
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フルカウルのスポーツバイクらしくセパハンですが、トップブリッジよりかなり高めなので、
ステップの位置との兼ね合いでも、だいぶツアラーっぽい。開き角度もらくちんです。
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気になったところはステアリングではなく、シート(お尻)から感じる微振動かな。
他にはヒンジ式ではなく、キャップ脱着式の給油口。
コスト面の代償とはいえ、400クラス辺りからだと質感を気にするライダーも増えるでしょう。
HISS(盗難抑止機構)標準なのは良い。ヘルメットホルダーは相変わらずなので、社外品必須(笑)。
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足回りは多少舗装の酷いところを含めた一般公道向けには、過不足なく良いセッティングです。
ミラーの張り出しも大きく、カウル車としては上々の視認性。ちょっとチープ感はあるか。
なぜかサイドスタンドが出し辛かった。ステップの位置と重なる。慣れの問題なのか・・・。
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3月の東京MCショーで配っていたこのステッカーセット・・・・欲しかった・・・。
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オールラウンダー・・・悪く言えば中途半端。
海外生産パーツ多用(最終組立て国内)を思うと、もう少し値ごろ感が有ればなぁ・・・と思う。
予算の問題で比べるなら、同社のCB400SF系やNC700系にも目がいっちゃう(笑)。
特に純正のパニアとトップケースの「ステーの価格」はさすがにビックリ(笑)。
普通二輪免許所持のビキナーや、低排気量からのステップアップには実にお奨め。
600RRや1000RRよりはだいぶポジションが優しいし、フルカウルのこのスタイリングはカッコイイでしょう。

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こちらはフレームやエンジンなどを共有した兄弟車両の「400X」です。
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NC700Xと酷似したスタイリングながら、その個性は似て非なるもの。
ラゲッジスペースも無ければ、タンク配置やエンジンの設置角度、高回転まで回るエンジン特性、
400X(二気筒CB400系)はその点で「バイクを楽しむ基本(目的)」が詰まってます。
「ツーリングを楽しむ為のバイク(手段)」ならNCシリーズもありです。
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CBR400Rと比べ、流行のアルプスローダー系バイク風味のデザインってことで、
これはおそらくオッサン向け(30代後半~)に開発でしょう。

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「CB400F」は年齢不問のネイキッドバイクとして、バランス良いデザインです。
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ストリートファイターっぽいライトデザインはNC700Sよりカッコ良く感じます。
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3兄弟どれもが各々個性あるデザインで、計画目標としてはほぼ同じ1500~2000台を見込んでいるようです。
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全メーカーを合わせても手薄だった400クラス。一気に3車種投入で、うまくテコ入れできると良いな。
何しろ日本独自の免許制度による、世界的に見たらニッチなクラスだしねぇ。

カウルやABSの有無でも車体重量はそれ程変化無いし、シート高もほぼ同じ。
400Xはタンク容量で2L多く航続距離で少し有利だけど、見た目に対してオフ向けの「足(ストローク)」でも無さそうだし、
正直なところ、機能性より「見た目の好みだけ」で選ぶ感じの3機種かな。
ツアラーな俺としては、フルカウル装備のCBR400Rのバランスとスタイリングの良さに惹かれる。
純正パニアケース装備の400フルカウルのチョイス・・・今まで無かったからね。
まぁ、そうはいっても現状の2台体制には十分満足してる(笑)。
by DIO-PHOTO | 2013-06-17 21:49 | HONDA BIKES