2012MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦 SUGO J-GP3決勝
8月26日(日曜)、この日は年に一度のお楽しみ、
全日本ロードレース選手権第6戦にあたる菅生大会(宮城県)を観戦してきました。
モーターサイクルライフは自分で乗るだけが全てではありません。
国内一流(国際A級)のレーサー達の「走りを観る」楽しさもあるのです。
これから数回に分けて、その日の模様をエントリーしていきたいと思います。
今年初・・・本当に久しぶりのエース機のデジイチ&望遠レンズを持ち出したので、
その機材の重さ、でかさに戸惑ってしまいましたが、なんとか炎天下の中の撮影に挑みました。
今年から2スト125ccが完全に廃止され、4スト250cc(単気筒)のみに統一されました。
大半はHONDAのNSF250Rですが、来年は世界戦で活躍中のKTM(M32)も日本国内向けにリリースされるようで、
今後の楽しみが増えそうなクラスです。レースはワンメイクだとライダーの技量がメインだけど、
やはりレースマシンは複数メーカーが切磋琢磨するからこそ面白くなる一面もある。
エントリークラスだけに、出走台数が40台以上と半端無い。
年に1度だけに、撮影には正直慣れない・・・・。ブランクはあれど、昔から観てきているから、
レコードラインだけは分かるので、その点、カメラを向ける感覚が分かるのだけが救いです。
昨年の今頃と比べていくらかましになったような気がします。
ましと言っても数撃てば当たるいつものことで、歩留まりのいくらか良かったものを選びました(笑)。
レーサーとしては非力なクラス。
いかにパワーを使いきれるか、混戦の駆け引きがものをいうのがこのクラスの特徴です。
ただ被写体を真ん中に、ピントを合わせて写すばかりでは、臨場感のある写真にはなり難い。
アングルに対するマシンの位置取りで、撮影者の意思が伝わっていれば良いのだけど・・・
見る人が見れば分かるはず(笑)。もちろん撮り方はひとそれぞれですけどね。
モタスポ撮り、上手い人は本当に凄い。
入門クラスと言っても、中にはベテランも含め、テクニックは素晴らしいものです。
このレースで一番予選タイムが遅いライダーでも、自称公道最速の輩よりも数段速いのは言うまでもありません。
本当に速さを求めるライダーは、公道で無理はしません。その点、レースというのは本当に見応えがある。
そしてレースマシンは華やかなカラーリングが多いから、カメラの被写体としても、実に撮り応えがあります。
各ライダー同じマシンがベースなのに、微妙にカウルやらサイレンサーの形状、
マウント位置などが違うのところが、観ていて面白かったです。
午前中のレースはいくらか曇りと風もあって良かったけど、午後からの上位クラスの時は暑さにめげそうでした。
おまけにイベント会場ではブログネタ満載の車両が並ぶし、ピットウォークは楽しいしで、その思いだけで、
何とか暑さを耐え忍んでいました(笑)。モタスポ好きの読者様は、今後の関連エントリーもお楽しみにどうぞ。