リベンジ蔵王、峠三昧な半日ツーリング
8月25日(土曜日)、この日の目的は二つ。
三日前に熱中症気味になって挫折した蔵王エコーラインを走る。
ドカ乗りのあいつが帰ってきたので、エスコートで峠道をメインに身体の慣らしライドに付き合う。
午後は家族サービスの為、前日にルートプランで半日で走りきれる楽しいルートを考えた。
早朝4時半起床、5時スタートでまだまだ日が暗い。
狙いはもちろん半日を最も有効に活用するのと、涼しい時間帯を狙うこと。
5時40分、待ち合わせの6時より早めに到着。場所は釜房ダム湖畔公園前のコンビニです。
前回のツーリングでは体調を崩す失態を演じたので、朝食と水分補給に加え、予備のドリンクを常備。
トラウマにならぬよう、リハビリを兼ねるツーリングです。この日の気象予報は曇りがちな日和なのも調度良い。
5時50分、相棒の当ブログ初登場のAkira(ドカティ 996S フォギーレプリカ)が到着。
一昨年の11月頃を最後に一緒に走って以来、久しぶりのペアツーリング。
彼は車検切れと共に、大震災に伴う仕事の多忙さが主な理由で、最近まで休止していました。
ようやく落ち着いてきたのと、俺のブログに少し感化されたようで、車検を更新して待望の復活です。
俺の学生時代のバイクライフを一緒に駆け抜けた貴重なバイク乗りの生き残り(笑)、
いわゆる親友の復活は本当に嬉しいこと。
釜房ダム湖からコスモスロードを回って、遠刈田を目指す。
Akiraはバイクでの蔵王エコーラインは久しぶりと言う。車検更新後は近所を2回ほど走った程度とのこと。
エコーラインをメインに低中速コーナーメインの峠ルートでリハビリです。高速道路はあまり慣らしにならないので回避。
あくまでも下の道、地元エリアに近いルートを攻めます。
やっぱり何時見ても、綺麗で無駄の無いカスタマイズの996Sなのがさすがです。
朝から雲が広がり、予想通りに涼しく快走できます。
こうなると楽しみは蔵王山頂付近の雲海でしょう。Akiraの本格復帰に花を添えるような情景が現れることを期待します。
滝見台付近まで上がると、少しずつ晴れてきます。
そして最初の休憩ポイントで雲海を拝むことに成功。
早朝ランの甲斐がありました。
山頂はすっかり晴れてきました。
観光目的ではないので、今回もハイラインはパスして大駐車場での雲海を楽しみます。
山頂到着で、なんとまだ7時です。
素晴らしい・・・。
早朝の清々しさと相まって、本当に気持ち良い時間帯でした。
毎度自己満足ではありますが、愛機との素敵な思い出ショットが撮れました。
トークをするには最高の場所で、約40分ほどバイク談義に盛り上がります。
タンブリーニの傑作。このデザインは永遠です。
休憩を終えたあとは、山形方面へ下ります。
エコーラインを走り終えて最初のコンビニで休憩です。
AkiraはSSバイクのお決まりのワイヤークラッチ、特に996はそのクラッチが重いので、
鈍った身体にはちと堪えます。その辺を配慮して30分~1時間以内の休憩を心がけました。
もちろん俺のこまめな水分補給も考慮してのことですが・・・(笑)。
上山市から金山峠を抜けて、七ヶ宿方面に向かいます。
さすがに金山峠は落ち葉あり、こけが生え、道幅も狭く、相変わらずの酷道でした(笑)。
親友の復活ですから、多少のスパルタは必要です(笑)。
滑津大滝公園でトイレ休憩。ここに着いたのが9時ちょい前と、いたって順調な流れです。
ここで衝撃の光景・・・・。
渇水の影響か、雄大な滝の水流が枯れてる・・・。
それにしてもツーリングの先導ってのは、不慣れだとやはり多少は気疲れします。
ペアでも辛いのに、大人数での先導役なんて・・・ちょっと嫌ですね(笑)。
マスツーリーダーは、どんなプランニングであれ、ある意味偉大です。
以前のAkiraとのペアツーは、大半が彼の先導・・・今後はたまには代わってあげなきゃね(笑)。
ソロツーも気楽で良いけど、休憩先で話し相手がいるってのも楽しいもんです。
七ヶ宿から白石には向かわず、再び宮城蔵王方面へ。やまびこ吊り橋で休憩です。
山形側は日差しが強かったけど、宮城側は相変わらず曇りがちで、真夏を思うと身体的にはバイク日和でした。
ここも渇水の影響が・・・・すごい。
最後は再び北上して遠刈田をかすめて、青根峠で峠三昧の最後の締めです(笑)。
Akira談としては、この青根通過辺りでようやく勘が戻ってきたようです。
最後の峠を堪能した直後のコンビニでラスト休憩。
このあとは川崎町のファミマの分岐で、打ち合わせ通りに11時頃、流れの中で解散。
復帰後、きっちり走れてAkiraも大満足の様子。
俺も炎天下とならなかった気候のおかげか、マネージメントが良かったのか、体調の異変もなくリベンジを果たせました。
きっちり12時には帰還し、午後は家族で外食ランチタイムと仙台駅周辺でのお買い物。
Akiraもそうですが、家族持ちライダーのやりくりとしては、半日ツープランの時はかくありたいと思います。
備考:走行距離220km(高速不使用) 燃費19.2km/L