2012 CB1100 初マイナーチェンジで「新色とBLACK STYLE」追加
2012年2月20日発表(2/27発売)で、2010年3月発売以来、初めてのマイナーチェンジが行われました。
内容について。
①乗り心地の向上として、シートに網状のクッション「e-cushion」を国内市販二輪車で初採用。
②サイドカバーの車名に立体エンブレムを採用し、左右のHondaロゴ部分をブラックに塗装。
③メーターパネルの視認性を向上。
④新色としてデジタルシルバーメタリックを追加し、ブラックを廃止。
⑤タイプ2のローハンドル仕様の廃止。
⑥廉価版のBLACK STYLEの登場。
マイナーチェンジと言っても、本当に小変更に留まった感じです。
VFR1200Fのように大幅なアップデートのMCじゃなくて、内心、ホッとしている俺がいる(笑)。
CB1100 BLACK STYLEの特徴は、エンジン、前・後ホイール、リアサスペンションスプリング、
フロントフォークボトムケース、サイドカバー、ステップホルダーなどのカラーをブラックで統一されました。
どうせなら前後フェンダーも黒なら迫力が更に増したのに、そこは廉価版ゆえの中途半端さか。
でも全体として精悍に引き締まったのは確かで、質感を落とさず価格を少し下げた(3.15万安)のは素晴らしい。
サイドカバーに貼り付く立体エンブレムはちょっと羨ましい。
黒のフルエキでも組んで、更にブラックアウトされるとかなり格好良くなりそう。
新色のシルバーはけっこう好きかも。
ブラックのエンジンカラーとのコントラストが良い感じで、この配色を待っていたライダーも多そう。
サイドカバーはボディ色のシルバーに合わせたのではなく、全車種共通の微妙に違うシルバーです。
これはデビューモデルのマイバイクCB1100の仕様の銀色とも異なる。少し深みのあるシルバーです。
このカバーもBLACK STYLEの黒カバーも、1諭吉程度で部品取りとして手に入るので、
MC前のモデルに乗るライダーには、立体エンブレムと合わせて付け替えるのも有りかと。
着せ替えとしての楽しさが増えるでしょう。
乗り心地の向上として、シートのクッションが変更されましたが、
触って押した感じはMC前のモデルの方が、明らかに柔らかく感じました。
おそらくMC後のクッションは、その微妙な固さが乗り心地の快適さのポイントなのでしょう。
前回紹介した新型NC700系は、シリーズ合計3,500台、そしてこのCB1100は3,000台の販売目標です。
10ヵ月連続で登録台数1位を誇ったCBと、同社のブランニューマシンの販売数の推移が興味本位で気になります。
でもやはり新型効果と大型としては破格のバリュープライスで、今年はNCシリーズに軍配が上がるかな。