会津ソースカツ丼、グルメツーリング
10月29日土曜日、会津若松の有名なB級グルメ、ソースカツ丼を食べてきた。
相変わらず計画性が乏しい俺だから、前日夜に急遽決定した。
風邪気味なのがなかなか治まらず、直前までツープランは様子を見ていたってのもある。
出発の朝、自宅前6時20分頃に気持ち良い朝日を拝む。天気が良さそうで一安心。
CB1100はすねることなく調子よく一発始動。この時期、インジェクションの有り難味が一番分かる。
この日はマスツー。指定された待ち合わせの南仙台駅(東口)に7時集合予定も20分前には到着。
駅のコンビニで朝飯を調達。待っていると程なく今回のツープランナー、バイク仲間のYさんが到着。
やや遅れてYさんのお兄さん(Y兄さん)が到着し、この日のメンバーが揃う。
7時20分頃、やや冷えた空気の中、ツーリングがスタート。
先導はバイクナビ持ちの今回のツーリングプランナーのYさん(CB1100)、
二番目にY兄さん(ドラッグスター400)、しんがりが俺(ぢお)の隊列。
ツーの言いだしっぺが最後尾・・・なんて素晴らしい流れでしょう。
ルート企画者のYさん、本当に有難うございました。
白石市まで南下して、七ヶ宿方面に向かう途中、グローブの適正気温を読み誤ってかなり冷える。
途中6度の温度表示を発見。たまらずグリップヒーターをオン。はぁ・・・寒い時期のオアシス・・・。
※写真は休憩中に撮ったもの。
七ヶ宿ダム湖付近で最初の休憩。
早朝のおかげか駐車スペースも空いてる。朝駆けのツーは、早起きが辛い代わりにメリットも大きい。
澄み切った青空。気持ち良い~。
この日は下の道主体で会津若松と遠方(片道200km)の為、休憩を挟みながらも移動優先でどんどん先に進む。
写真に写ってる自分撮り(真ん中)の、9月末に新調したウィンター用パンツが今回は大正解。
防寒性もフィット感もばっちりだった。
高畠の雲海を見下ろしながら平地に入ると、晴れていたのに雲海の中なのか霧に包まれる。
それも米沢を抜けて喜多方方面に進むにつれ、すぐに霧も晴れた。
2度目の休憩。道の駅「田沢」。
やはりこの時期のツーリングはいたるところで紅葉が楽しめるのが良い。
ワインディングも熱ダレに悩まされることも無くパワー感も申し分なくホント楽しい。
この時間帯には日も昇って、徐々にグローブの寒さが緩和される。
そして集合場所から4時間半(12時ちょい前)、目的地のお店「むらい」さんに到着。
お目当てのロースカツ丼(ソース)をオーダー。約20分ほど待って出てきた。
これがトップ写真に繋がる訳だけど、想像を超えてた・・・。
肉厚は約3cmくらいか。こんな分厚いとんかつは見たことが無い。
そしてこれだけ厚いのにとても柔らかく、ソースも見た目程しつこくないので、実に肉の味のジューシー感が伝わり旨い。
あまりにもカツが大き過ぎるので、取り皿にいったんよけてから食べ進む。
しかし・・・旨いんだけど、やはりボリュームが有り過ぎ、無理をすればいけそうだったけど、
豚肉好きの嫁の顔がちらつき7切れ中の3切れはお持ち帰り。
有料(10円)の持ち帰りパックに入れて、帰宅後に嫁に食べてもらいましたが、
6時間以上経っても柔らかさが変わらず、その旨みと相まって嫁も絶賛してた。
ロースカツ丼本体は1300円と決して安くはないけど、食べきれないボリュームだと思うと、
お土産代わりにもなって意外とお得な気がした。これはわざわざ来た甲斐があった。
1時間後、食事を終えて店を出ると、満席でやや店外に列ができてた。
日曜だともう少し混みそうな勢いです。けっこう名店なのでしょうか。
古びた感じのお店でしたが、味も肉質も高評価です。
ただ肉のボリュームに反してご飯の量が少ない(お椀一杯分位)なのが気になった。
ソースまみれのご飯・・・それはそれで旨かったけど(笑)。
帰路の山形までは行きと同じルートをトレースし、最後は山形蔵王ICから高速で帰るルート。
特に帰路はネタも無いので、一気に写真は帰りのお土産店(山形県観光物産会館)へ(笑)。
家族へのお土産をしっかり買い込んで、それ用に載せてきたテールバッグにしっかり収納。
丸1日乗った日の家族土産はかなり重要なんです(笑)。
最後は菅生PA内で解散。ナイトランは珍しいし、お別れの締めの記念に皆でパチリ。
お互いの無事を祈りつつ、二人を見送ってから少し遅れて最後のソロナイトラン。
ペース自体は夜でも流れに乗って良かったんだけど・・・高速出口が最悪だった。
高速の出口(仙台泉IC)で約20分ほど渋滞の列にハマッタ。
被災者向け無料化の影響があるといっても、日中はそれほどでもない。
時間帯なのか、紅葉のシーズンで時期的なものなのか、理由は分からない。
渋滞慣れしていな田舎のライダーの俺には、ロングツーの疲労困憊の中で、正直これはきつかった。
※写真は列に停車中に撮影したものです。
高速を降りた後も、自宅までの市街地が渋滞しており最後はホント参った。
普段あまりしないすり抜け・・・しまくったわ。
でも一昨年、9年振りにバイクライフを復活させて以来だと、日帰り走行400km越えは一応最長。
久々のナイトランと合わせて、このグルメツーリングは充実感で満たされた。
終日(約12時間)走行は、妻子持ちの俺にはなかなか取れない。
だから日没前に帰還を考えるとほとんどが走行400km未満。
この日の高速は全体の2割以下、高速主体ではない中でかなり走った感じ。
ソロだとこうはならないので、これもマスツーの醍醐味かな。
おまけショット。
滅多に無いナイトランだったので、メンバーと別れた後、
一人で菅生PA内で愛機CB1100の夜間ショットをこそこそ撮ってた(笑)。
夜だから浮かび上がるヘッドライトとテールライトのイメージ、一度は撮って見たかったんだよ。
そういう意味でも今回は良い機会だったかな。