骨折からの復活、牡鹿半島(コバルトライン)ツーリング
悪夢の骨折(4/13)からおよそ六ヶ月以上が経ち、待ちに待った瞬間です。
予てより復帰ツーリングの際には是非ともと、同伴を申し出ていてくれたバイク仲間のYさんと御一緒します。
こちらのYさんは当ブログに何度か登場しており、今年は愛機をCB1300STからNC750Xに乗り換えられました。
骨折事故から今まで、入院中は励ましメールや御見舞に来てくれ、退院後も度々メールで近況を見舞う連絡を頂き、
8月には二人で飲みに行ったりもしました。とても交流の深い大事な友達でございます。
コバルトラインの大震災以来の道路復旧(4月末)で、必ず行くと決めていた場所です。
この時期の山の紅葉感も多少気になりましたが、
復帰初のツーリングとしては、手頃な距離感(往復200km)なのも良かった。
前回の更新記事の通り、バイクの乗り降りだけは多少左の軸足が辛いので、休憩ポイントは最小限にした訳です。
震災後に何度か走った牡鹿半島の南側から進入し、クネクネ道を走ってみた訳だけど・・・、感想としては、
ライド感覚のブランクというのはやはり大きいようで、ライン取りもめちゃくちゃ、クリップにもつけないし・・・
とにかくリズム感の全くない情けない走りでした。
これから整地整備の復旧工事が本格化するといった感じでした。
復帰後の最初のツーリングで、ここまで良いロケーションは本当に嬉しかった。
震災以来、3年以上の月日が流れ、ようやくこの公園も復旧が済んだ感じがします。
気がつけば女川側よりの終点の展望駐車場まで走り切りました。
鮎川側と異なり、コバルトライン目当てのライダーがたくさんいたことに驚きです。
この時期は紅葉で山間ルートのライダーが多いだろうと思いきや、意外な展開でした。
コバルトラインは、震災以前に放置されていた舗装の悪いところも、復旧工事で纏めて修繕された感じで、
震災以前よりだいぶリスキーなところがなくなり、かなり気持ち良く走れました。
少しは感覚も戻り、走り易いワインディングと相まって、いくらかリズム良く回れた気がします。
再び三陸道(鳴瀬奥松島)に乗って、ここで流れ解散。無事に午後2時半に帰還いたしました。
久しぶりのライドで上半身がやや力んでいたせいか、帰宅後は肩や首筋がこりました(笑)。
日帰り200km弱の距離感は丁度良かったと言いたいところですが、
ブランクのせいか、その倍くらい走った疲労感を感じました。
この辺は来年以降、徐々に慣らしていきたいところ。
あれだけの重傷を負い、未だにリハビリ通院の身でありながら、
こうして「バイクライフの復帰」を果たしました。
事故直後はバイクに二度と乗るものかとも思ったけど、それがきっかけでバイクを降りるのも嫌だったし、
やはりバイクは楽しく最高の乗り物だと改めて思いました。
そこで結論・・・「バイク馬鹿は死んでも治らない」・・・ってことか・・・。
最後に、今回の復帰まで度々気遣いを頂いたYさんに感謝するばかりです。