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風とバイクと俺と。

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日々のモーターサイクルライフがメインの写真ブログです。

骨折からの復活、牡鹿半島(コバルトライン)ツーリング

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10月19日(日曜)、ついにバイクライフ復活の時がやってきた。
悪夢の骨折(4/13)からおよそ六ヶ月以上が経ち、待ちに待った瞬間です。




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秋晴れかつこの時期としてはとても穏やかで暖かい朝8時過ぎ、待ち合わせ場所の三陸道(春日PA)に到着。
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足の調子の不透明な状態でのいきなりのソロツーは危険と判断し、
予てより復帰ツーリングの際には是非ともと、同伴を申し出ていてくれたバイク仲間のYさんと御一緒します。

こちらのYさんは当ブログに何度か登場しており、今年は愛機をCB1300STからNC750Xに乗り換えられました。
骨折事故から今まで、入院中は励ましメールや御見舞に来てくれ、退院後も度々メールで近況を見舞う連絡を頂き、
8月には二人で飲みに行ったりもしました。とても交流の深い大事な友達でございます。
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この日の目的地は牡鹿半島方面です。そう・・・あの骨折事故が無ければ、
コバルトラインの大震災以来の道路復旧(4月末)で、必ず行くと決めていた場所です。
この時期の山の紅葉感も多少気になりましたが、
復帰初のツーリングとしては、手頃な距離感(往復200km)なのも良かった。
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マイペースに走れるKENTA先導のもと、鮎川港まで一気に駆け抜けます。
前回の更新記事の通り、バイクの乗り降りだけは多少左の軸足が辛いので、休憩ポイントは最小限にした訳です。
震災後に何度か走った牡鹿半島の南側から進入し、クネクネ道を走ってみた訳だけど・・・、感想としては、
ライド感覚のブランクというのはやはり大きいようで、ライン取りもめちゃくちゃ、クリップにもつけないし・・・
とにかくリズム感の全くない情けない走りでした。
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震災後にも何度か訪れた鮎川港ですが、嵩上げの盛り土工事もだいぶ進み、逆に舗装が剥がされ、
これから整地整備の復旧工事が本格化するといった感じでした。
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なので工事区域となっていた奥までは入らず、少し休憩しながら様子をみて、程無く当地をあとにしました。
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目的地の御番所公園につくと、1年5ヶ月前には一旦更地になっていた展望台跡地に、新たな展望所が作られていました。
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金華山の眺めも雲ひとつなく最高のロケーションで、晴天の空にコバルトの海の色が際立っておりました。
復帰後の最初のツーリングで、ここまで良いロケーションは本当に嬉しかった。
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少し崩れて罅割れを起こしていた駐車場も綺麗に修繕されていました。
震災以来、3年以上の月日が流れ、ようやくこの公園も復旧が済んだ感じがします。
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絶景の展望を楽しんだあとは、いよいよこの日の一番のお楽しみであるコバルトラインへのアクセスです。
震災直前の2011年2月以来、なんと3年8ヶ月振りのコバルトラインです。
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お気に入りの撮影ポイントもスルーして、久しぶりのコバルトラインのライドに浸ります。
気がつけば女川側よりの終点の展望駐車場まで走り切りました。

鮎川側と異なり、コバルトライン目当てのライダーがたくさんいたことに驚きです。
この時期は紅葉で山間ルートのライダーが多いだろうと思いきや、意外な展開でした。

コバルトラインは、震災以前に放置されていた舗装の悪いところも、復旧工事で纏めて修繕された感じで、
震災以前よりだいぶリスキーなところがなくなり、かなり気持ち良く走れました。
少しは感覚も戻り、走り易いワインディングと相まって、いくらかリズム良く回れた気がします。
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帰路のR45で、丁度お昼頃を見計らって、ここ数年何度か訪れているお気に入りの三浦屋さんでランチタイム。
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老舗店だけにどのメニューも旨いので、好物のかつ丼をオーダー。
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Yさんは石巻のソウルフード、当店人気の石巻やきそばをオーダー。
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帰り際に鹿妻駅前のブルーインパルス(T2)の機体を拝み、Yさんとバイクトークをしばし楽しみ、
再び三陸道(鳴瀬奥松島)に乗って、ここで流れ解散。無事に午後2時半に帰還いたしました。
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こうして約7時間、無事に復帰最初のツーリングを終えました。
久しぶりのライドで上半身がやや力んでいたせいか、帰宅後は肩や首筋がこりました(笑)。

日帰り200km弱の距離感は丁度良かったと言いたいところですが、
ブランクのせいか、その倍くらい走った疲労感を感じました。
この辺は来年以降、徐々に慣らしていきたいところ。

あれだけの重傷を負い、未だにリハビリ通院の身でありながら、
こうして「バイクライフの復帰」を果たしました。

事故直後はバイクに二度と乗るものかとも思ったけど、それがきっかけでバイクを降りるのも嫌だったし、
やはりバイクは楽しく最高の乗り物だと改めて思いました。

そこで結論・・・「バイク馬鹿は死んでも治らない」・・・ってことか・・・。
最後に、今回の復帰まで度々気遣いを頂いたYさんに感謝するばかりです。

by DIO-PHOTO | 2014-10-21 18:00 | ツーリング