2014 HONDA CBR650F
国内仕様モデル投入が決定しているCBR650Fです。
そちらは海外製造モデルだけに、補修部品調達に多少難がありました。
まして並行輸入モデルを嫌うホンダのスタンスに合わず、結果、メーカー保証が受けられないから、
一般のライダーの選択肢としてはあまり現実的ではありませんでした。
組立は国内(熊本工場)のようですが、グローバルモデルとすることにより、値ごろ感のある設定のようです。
USホンダの価格を参考にすると、およそ90万円前後と推測されます。
フルカウルスポーツのミドルツアラーとしては、ほとんど新設計のブランニューマシンだからね。
このエンジンですが、Ustream(動画)でホンダがライブ配信で発表していたのをこっそり見ていました(笑)。
ピークパワーを抑え気味(87PS)で、トルク特性を重視し、公道で扱いやすく、ツアラー適性の非常に高そうな印象です。
こういったカスタマイズの厳しい箇所の外観を重視してくれるのは有り難い。
角材のアームも性能的には何ら問題有りませんが、趣味性の強いバイクは多少見た目も大事です。
ニーグリップのフィット感も申し分無しで、良いタンク形状でした。
理想的にはタコをアナログ表示で、速度やその他表示がデジタルかな。
SS系や一部の剛性が必要なハイパワーモデル以外、本来公道では、正立サスで十分な性能を得られます。
無論、見た目の質感を考慮すると倒立も有りですが、その辺はCBR600RR(倒立サス)の兼ね合いもあるので、
コスト対策を含め、ホンダのラインナップの事情を察しましょう(笑)。
造り込みはまずまず良さそうです。兄弟車のCB650Fだと、綺麗な取り回しのエキパイが見た目にも良いので、
ネイキッド好きにも高評価かな。
所有欲(高価)だけで重く大きく、持て余すリッターパワーから、オールラウンダーとして、
高速道路や一般道をストレス無く駆け抜ける。
すなわちバランスの良さを重視するライダーのニーズを感じ取っているのでしょうか!?。
価格も手頃な感じだし、名機CB400SBからの乗り換えライダーもいるかもね。
カワサキだけが、相変わらず傘下のブライト(逆輸入)からの購入を促すかのような商品展開ですが、
大型バイクの人気モデルが多いだけに、ちょっと惜しいです。まぁ、カワサキだしなっ。
逆輸入のコスト増を踏まえても買ってくれるコアなカワサキファンを狙い撃ちなのでしょう。
まぁ、国内モデル投入の企業体力が無いのか、はたまたユーザーをバカにしているのか・・・知らんけど(笑)。
最近はヤマハが良いねぇ~。リーマンショックから立ち直って、ようやく国内にも目を向け始めました。
詳細(国内スペック)が気になる方は、正式なアナウンスを待ちましょう。